手袋職人ブログ

タグ:手袋の縫い方

おはようございます。
CACAZANイズイシです。

今日もハッキリとしない天気ですが、
このところどうもお腰の状態が良くありません、天候のせいなのでしょうか?
それとも老化現象?(・∀・)
たぶん、数十年に渡って一日中ミシンの前に座っているというのも一つの要因かと思いますが、
これはもう職業病として受け止めるしかありませんね。


さて、先日も客様の声でUPさせて頂きましたが、
またまた、I様からインプレッションのご報告を頂きました。

オイル分を多く含んだ鹿革を使うことにより、ウッドステアリグにも相性は良いと思ってはいましたが、
実際、I様の感想を聞けて確信を持つことが出来ました。
貴重なるご報告ありがとうございました。

しかし、ウッドのステアリングがバッチリ決まっていますね。(*^^)v
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CACAZAN-イズイシ手袋
出石尚仁 様

お世話になります。

嬉しいことがありましたのでご報告させていただきます。

ずーっと装着したかったNARDIのWoodステアリングホイールですが、
実は、前に使っていたグローブでは今ひとつWoodに馴染まず躇していました。
サイズが合っていても、Woodを操作するとグローブの中で掌がズレてしまうのが理由です。
それは一瞬のことですが、いつもひやっとします。

しかしイズイシさんのグローブに出会えたおかげで遂に決心がつきました。

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少し走ってみましたが、このグローブはWoodのステアリングホイールに対して本領を発揮しますね。
硬く、汗で滑り易いのが難点の細身のWoodですが、ディアスキンがWoodに吸い付くようです。
もちろんグローブと掌も密着しており、ズレるような不快感はありません。
クッション性も良いため、細身でもしっかり握れる安心感があるのです。
これは嬉しい体感でした!
おかげさまでNARDIを使えるようになりました。
ありがとうございました^^;;

また、私も皆さんに習って甲の部分をボディーカラーに合わせてお願いしましたが、
結果としてWoodとも良く似合い、とても満足しております。
少し増やしていただいた通気穴も効果有りです。
ドライビングの楽しみが更に増え、もうすっかり自慢のグローブになりました。

最後に、秋の個展でお会いできるのを楽しみにしております。
馴染んだグローブを持って行きますので、冬用グローブのアドバイスをお願いいたします。

それでは、今度ともよろしくお願いいたします。
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CACAZANグローブ、何が違う?

❏Material
CACAZANオリジナルの特殊加工(レザノヴァ)を施した高級鹿革を使うことにより、耐久性の高く尚且つ靭やかな手袋が創れます。

❏Skill
手袋職人歴35年の出石尚仁が主となり、自社内において卓越した技術で創ります。

❏Environment
手袋全国シェア90%以上をほこる四国香川
手袋製造に適した自然豊かな環境下で創っています。

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CACA-ZAN イズイシ手袋   http://www.caca-zan.com/
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たかが手袋と言えど、そのパターンも様々。
縫い方も、素材、用途、デザインにより変えてたりします。

でも、一般の消費者はそんな事知らないし、知ろうともしない。(かな?)
内縫いと外縫いの違いは一目瞭然なので分かるようですが、
ピケ縫い、ゲージ縫い、ガンカット、ボックス、親指の付け方でも何種類もある。
それは、履き心地を追求する縫い方であったり、デザインの一部であったり様々。
ま、一番の目的は効率よく素材を使える形ですかねぇ〜

実演販売の時、私は「この部分はこうやって縫っているから良いのですよ」とか、何回も何回も同じ事を繰り返し伝えていますが、果たして少しは分かって頂いているのでしょうか?

さて今回、紹介した4組の手袋
基本パターン(ガンカット)は同じですが、
見ても分かると思いますが、左2組が内縫い、右2組が外縫いになっています。

内縫いと外縫い、どちらが良いと言うのは無く、どちらも一長一短。

外縫いは、縫い代が外にあるので履き心地がいいが、レバー操作などには逆に縫い代が引っかかり邪魔になる。
内縫いは、その逆の事が言えます。

ま、最終的にはその人の好みで選ぶしかありませんね。

DSC_1060 そうそう続きを読む