今まで手袋の修理をいくつかしてきましたが、汗によって革が硬化して傷んだケースがよくあります。

汗により湿ったり乾いたりを繰り返したため、表皮が硬化して伸びが無くなりひび割れています。
このようになれば、もうどのような事をしても元に戻りません。
（ご購入されて約2年、メンテナンスをせず使い続けたお客様のグローブです。）

革に柔らかさが無くなるため、厚みがあっても裂けやすくなります。


こうなる前に洗濯して下さい！

「えっ！？洗濯してもいいの？？」
と、思われるかもしれませんが、
「いいんです！」
「洗わないより洗ったほうがいいんです！＼(^o^)／」
洗濯をして革に染み込んだ汚れを落とすことにより、
手袋の寿命は伸びます。
出来れば、市販されている皮革用洗剤がありますので、その洗濯ガイドを元に洗濯してみて下さい。

尚、洗濯するタイミングは個人差によりますので、
あくまでも自己責任にてお願いいたします。

以下、自分専用のドライビンググローブを洗濯してみました。

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市販の革専用洗剤を購入
色んなメーカーから専用洗剤が出てます。

この手袋はおろして一年弱。
走行距離にして7000ｋほど
真夏も使用していたので若干汗臭くなっていますが、まだまだ伸びはありますし、表皮に傷みもありません。
しかし、汗臭さと若干ゴワつき感が出て来ましたので洗濯してみました。

まずは、
3Lの水に3ccの皮革洗剤で希釈の洗濯水で洗います。
（メーカー推奨希釈率1000倍）

軽く漬け揉み洗いします。

汚れがある部分は、指の腹を使い優しくこするように落として下さい。
特に鹿革は表皮がデリケードなので女性に触るように優しくね(^^)v

皮革洗剤で洗い終わったら手で握るように絞ります。

次に柔軟仕上剤で洗います。
こちらも希釈率1000倍で、3Lの水に3ccの柔軟剤を解きます。

軽く漬け揉み洗いします。

柔軟剤で洗い終わったら手で握るように絞ります。※ねじらないで下さいね。

キッチンペーパーや乾いたタオル等で十分に水気を取って下さい。

洗濯シワを引っ張り作業で形を整えます。


風通しのよい所で、陰干しして下さい。
あと、時々手を通して形を整えながら乾かしていって下さい。
※天日干し厳禁