手袋職人ブログ

2015年07月

真夏の早朝、海沿いのワイディングへ

全開の窓から聞こえる空冷サウンドと風が心地よい
image
雑草が覆い茂る海岸線の細道をゆっくりと
image
眼下には小豆島
image

image
抜けるような青空と瀬戸の多島美
お気に入りの場所で一休み
image
さあ、暑くならないうちに帰りましょう。
image

おはようございます。
久しぶりのブログ投稿ですが、
一週間前に夏風邪をひいて、いまだに咳が出たりして体調不良な夏を過ごしてます。^_^;

さて、グローブの修理依頼です。

2012年8月にご購入頂いたDDR-07タイプのドライビンググローブですが、
購入いただいて約3年、しっかり使い込まれたのが見て取れます。

傷む傾向としては、汗等でオイル分が抜け落ちて、革に粘りが無くなり裂けている感じです。

修理方法は、
掌側全体を交換するのが一番綺麗に直りますが、これは凄く大変でまた費用もかかります。
出来るだけ費用を抑える方法で、傷んでいる箇所に補修用の革を縫い付ける方法を取ります。

傷んでいる箇所より出来る限り大きめに。。。

そうしないと、傷んでいる部分はとくに革が硬化していて、直した横から裂ける事があります。
それを防ぐため、出来るだけ大きく補修アテを縫い付けます。

また、これで気持よく使って頂けるでしょう!!(*^_^*)
image
image
image
image

オーダーメイドのお問い合わせ、CACAZANグローブのお買い求めはCACAZAN HP

┌─────────────────────────────┐
CACA-ZAN イズイシ手袋   http://www.caca-zan.net/
└─────────────────────────────┘
店舗名: CACA-ZAN イズイシ手袋
住 所: 〒761-0902 香川県さぬき市大川町富田中2024-1
電 話: 0879-43-5676 FAX:0879-43-5675
メール: cacazan.tebukuro@gmail.com

手袋職人ブログ http://tebukuro.livedoor.biz/
Facebook https://www.facebook.com/CACAZAN

前のブログに投稿しました、親指の縫いズレについて、ご意見を下さいましたので、
写真付きで詳しくご説明をさせて頂きます。

実は、ズレる縫い方とズレない縫い方、2種類の縫い方があります。

まず、ズレない縫い方からご説明を

指先の切り口を、表側裏側と両方先にステッチを入れます。
このステッチも、真っ直ぐに縫って両脇を返し縫いする方法もありますが、返し縫いすると糸が重なり違和感が出るのと、革切れを起こす場合がありますので、コの字にステッチを入れます。
IMG_8321
次に、掌側と親指を縫合しますが、両サイドの切り口の箇所で返し縫いをします。
IMG_8323
縫い上がりは、こんな感じです。 
両端に返し縫いがしているのがお分かりだと思います。
この部分には4本の糸が重なっています。ということは4本針穴が開いていると言うことなのです。
IMG_8328
仕上がりは、ステッチがズレないので違和感がありません。
IMG_8324

次に、通常行っているズレる縫い方

掌側だけ、切り口にステッチをコの字て入れます。
縫い上がりから、親指の切り口に渡ってステッチをいれ、縫い合わせて行きます。
コの字に縫い合わせて行く感じです。
IMG_8325

裏から見た感じです。
両サイドに返し縫いをしないので、裏面は綺麗に仕上がります。
糸が何重にも重なっていないので耐久性に優れ、指への当たりも優しいです。
また、糸を切っていないので、ホツレることもありません。
IMG_8327
表から見ると、ステッチ一目分ズレが生じます。
IMG_8326

手袋にも、使用目的や素材等により様々な縫い方がありますが、
私が一番先に考えているのは耐久性です。それを重視するため犠牲になる部分も当然出てくることもあります。

見栄えを取るか、耐久性を取るか、それぞれだと思いますが、
とにかく全てにおいてパーフェクトな手袋を作ると事は、絶対に不可能だと言うことです。

ハーフフィンガードライビンググローブ DDR−040をお買い求め頂きました、
岐阜県各務原市のK様からお言葉を頂きました。

貴重なるご意見・ご感想誠にありがとうございました。
-----------------------------------------------------------------

イズイシ様

このたびはお世話になりました。
商品は無事に着荷しております。

昨日150kmばかり走ってきたのですが
サイズもピッタリで使用感も抜群です。
当方、バイク歴も30年ほどになるのですが
実はバイク用グローブも、四国製(PairSlope)のものを使用しております。
そのPairSlopeさんのグローブが気に入ってずっと使っているのですが、
4輪車用のドライビンググローブのラインナップが無いため、いろいろ検索しているうちに
御社のページにたどり着き、今回ドライビンググローブをお願いしました。

Super7や、ロータスエリーゼなどの車に乗ってきたので
過去にもハーフフィンガーのグローブは使ったことがありましたが
御社の鹿革のグローブはとにかく素肌に吸い付くような感触で
車を降りてカメラ(一眼レフ)使用時にもグローブを外さずに撮影してました。
カメラ用ハーフフィンガーグローブとしても、しっかり使えます。

当方の現在の車はルノーメガーヌ R.S.なのですが
黒に赤ステッチも、インテリアカラーとドンピシャで
意味もなく手元を眺めてニヤニヤしてしまうく らい(笑)

すばらしい使用感は、過去に使ったどんなドライビンググローブよりも
良いのですが、気になった点が1点だけあります。

添付した写真を見ていただけるとわかるのですが
親指の指先の切断面の端面と、ステッチが右はキレイに揃っているのですが
左は完全にズレています。
使用上特に支障があるわけではないのですが
同じ四国産でもこのあたりの縫製精度は正直、
PairSlopeさんのほうが上かな…と、感じてしまいました。

重箱の隅つつきみたいなことを書いてしまいましたが
すばらしい使用感は他に代えがたいものがあります。

これからもMade in Japanを使用することに
誇りを感じられる製品作りを頑張ってください。

次回グローブが必要な時、またお願いすると思います。
よろしくお願いいたします。

IMG_0599

親指の縫製のズレについてご指摘を受けましたが、
この部分をズレないように縫い上げる場合は、糸を縫い合わせの所で切らないといけません。
糸を切った場合、経年変化で縫い外れが生じやすくなります。
ですから、私は耐久性を考え、この部分のみステッチを切らないで一筆書きで縫い上げるようにしています。

一筆書きで縫い上げることにより、物理的に針一目分だけズレが出て、
ミシンの進み方向により左右差も生じます。

しかし、お客様にとっては、どうしてズレているのか?
どういう意図があって、そのような縫製になっているのかは判断出来ません。
(そこまで詳しく説明するのも大変なのですが。。。)

柔らかくて伸びやすい天然素材ゆえ個体差はどうしても出ますが、
その差も最小限に抑えるよう努力する所存ございます。

貴重なるご意見ありがとうございました。
IMG_0601

オーダーメイドのお問い合わせ、CACAZANグローブのお買い求めはCACAZAN HP

┌─────────────────────────────┐
CACA-ZAN イズイシ手袋   http://www.caca-zan.net/
└─────────────────────────────┘
店舗名: CACA-ZAN イズイシ手袋
住 所: 〒761-0902 香川県さぬき市大川町富田中2024-1
電 話: 0879-43-5676 FAX:0879-43-5675
メール: cacazan.tebukuro@gmail.com

手袋職人ブログ http://tebukuro.livedoor.biz/
Facebook https://www.facebook.com/CACAZAN