手袋職人ブログ

2012年08月

「ワラーチ」
興味のない人には全くなんやら分からないと思いますが。。。

ランナーの間で、ここ最近ベアフット(裸足)ランというのがかなり話題となっています。
それに伴い、色んな裸足系のシューズも売りだされているわけですが、
それを、「もうサンダルで走っちゃえ!」と感じで、ワラーチと言うサンダルなんかも登場。
これが、また構造が簡単なんで自分の足にあわせて自作出来るとあって、
少し器用な人なら、ほんと一時間もあれば作れるという代物。

と言うことで、
早速作ってみました!^^;

素材も色々あるし、ミシンを使えば素人には作れない事も出来る。
また、靴製作をしている友人から材料調達(ソール等)、靴作りのアドバイスをもらい製作。

実はこの手の遊び道具は得意中の得意。
今まで趣味の道具は沢山手作りしてきましたので、
作っていくうちに色んなアイディアも湧いて湧いて。。。

あとは、使ってみて耐久性がどれくらいあるかを検証して、
もう、CACAZANブランドで売り出しましょうかねぇ

CACAZANで売りだすと言う冗談はさておき
しかし、これを見た親友がNPOで売りたいと。。。(一応、CACAZANも協賛してます。)
売れるん??

写真-10写真-11写真-12

立てつづけに修理の依頼です。

DDR-004(現DDR-041)
このフィンガーカットのモデルについては、
基本設計がよく出来ていたので(自画自賛)、基本パターンはそのまま、

写真-18これは、かなり傷んでおります。
この方は左利きか左手中心に傷みが激しいです。
表皮も硬化していますので、寿命といえば寿命。


←クリック!(大写ししたら傷みがよくわかります。)








写真-17甲側はまだまだ綺麗なので、
どこまで息を吹き込めるか。。。












写真-16傷んだ部分より大きめに補強を













写真-15これで、また一年、いや二年は寿命が延びてくれればと思います。

お客様のブログです。http://minkara.carview.co.jp/userid/520370/car/

お買い上げ頂いて、シッカリ使い込んで頂いて約2年持ちました。
市販されている羊革製ドライビンググローブは絶対にそれだけの耐久性はありません。
これは使ってみないと分からないことです。

「良いものを大事に末永く」
私(出石尚仁)の想いです!

以前にも手袋の修理について書いたことがありましたが。。。
http://tebukuro.livedoor.biz/archives/51038621.html

CACZANブランドでドライビンググローブを本格的に作り始めて約4年ほどになりますが、
そのファーストモデルとなった手袋が修理で帰ってくるようになりました。

DDR-003(現DDR-031)
一番最初に出来たモデルです。
現モデルと見た目は殆ど変わりませんが、
基本パータンの見直し、素材(革)のクオリティー、他細かい所で違いがあります。

ここまでシッカリと使い込んでもらえたグローブを見ると、なんか嬉しくなります。

「いや〜お帰りげんきだったか?」
「お直しするから、また頑張って来てね」
と送り出したくなります。

写真-14聞き手が右手なのか、
それとも左ハンドルでMT車なのか、右手の傷みが酷く掌側の革も薄くなっています。












写真-13親指の先は革が薄くなり突き破った感じになっていますので、
これは少しサイズが合っていなかったのかと想像します。












写真-12傷んだ箇所に合わせて型紙を作ります。
小指球あたりの補強
親指先の革の交換
人差し指腹側の補強










写真-11修理する部分の革をて裁断で切り出します。













写真-10左右とも全体的に掌は傷んでいましたが、
メンテナンスが良かったのか革の厚みも柔らかさも残っていました。
右手掌部分の傷みが激しい所を中心にに修理しました。










DSC_0562

拝啓 
 盛夏の候、皆様方におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、誠に勝手ながら弊社では、8月12日(日)〜8月15日(水)までを夏期休業期間とさせていただきます。

尚、夏期休暇期間中のご注文の発送につきましては、休暇明けになります。

皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承の程宜しくお願い申し上げます。
 
                                                   敬具

     CACAZAN イズイシ手袋 出石尚仁

真夏真っ盛り!
皆さんいかがお過ごしでしょうか。。。

私はというと、このクソ暑い日に週末はサッカー、スイムなどで汗を流しております。
はっきり言いまして、真夏のサッカーはオヤジとって自殺行為です。(^_^;)

そんなサッカーなどの行き帰り、
流石にOP走行はキツい!

それでも意地からにもOP走行〜(~o~;)

腰下はクーラーがんがんでどうにかなりますが、
じりじり焼ける腕、
とにかく上から照りつける日差しが厳しい〜
早く秋が来ないかなぁ

さて、話は変わりますが、
お題の「真夏の手袋」
はっきり言って見たくもない!
猛暑日連発の日に手袋着けるって。。。
想像しただけでも身震いします。(;´Д`)

それが、ドライビングの時、グローブを着けた事への暑さってあまり感じないのです。
クーラーが入っているというのもありますが、逆にグローブが無いと手にかく汗でグリップ感が一定でないので、
とにかく心もとない。また、革ハンドルなどの場合は、汗でハンドルが傷みます。

    夏こそグローブが必需品!

あと、夏場のグローブの保管ですが、高温になる車内に置いておくと革へのダメージが大きいです。
車を運転されない時は、風通しの良い所に保管されることをお願いします。

9月9日 RPM出展します。
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高温になるダッシュの上に置くなんてご法度ですよ。
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