今年も残すところ一ヶ月と少しとなりました。
近くの山々の紅葉も最後の見時かと
で、そろそろ手袋が必要となる季節となってきたわけですが、
ここ最近、ブログのアクセス数も倍増しています。
やはり手袋に関しての検索が殆んどなんですが、(あたりまえか)
その検索の中で2・3番目にランクインしているのが、「手袋 型紙」「手袋 作り方」というキーワード。
だいぶ前にも書いたと思いますが、
手袋の型紙(パターン)と言っても多種多様。
使っている素材、使用用途により全て型紙(パターン)も違います。
同じ用途でも、素材により型紙は違います。
ちなみに、私が創るバイク用でも鹿革と牛革でパターンは違います。
それは、その素材が持っている伸び率とか素材の特性によります。
「手袋 型紙」で訪れた皆さんはどのような手袋を作りたいのでしょうか?
「革手袋 型紙」というキーワードもありますが、
革手袋を自作すると言う事は、かなり難易度が高いです。
まず、素人の方はソーイングマシン(ミシン)では絶対に作れないです。
作れない!というのは少し語弊があるかも分かりませんが、
もし、ミシンで革手袋が縫えたとしても、家庭用ミシン工業用ミシンをとわず、まずサイズが出ないでしょう。
手袋は限界までの縫い代で縫っています。これ以上浅く縫えないところで縫います。
だから、手袋専用の改造機でなければまず無理。
押さえを極限まで小さく改造したミシンでなければどこを縫っているのかも分かりません。
そして、革手袋は熟練した人でも、最初から最後まで丸上げする人も少ない世界なのです。
そうそう、話は変わりますが、
今、私が使っているソーイングマシン(ミシン)。
MITSUBISIの中厚物上下送り(小釜)と言うやつですが、
もう日本での入手はかなり難しいそうです。
三菱など日本メーカーのミシンも今は中国で作られていて、それを輸入するにはかなりの数が必要のようです。
小釜・大釜と言っても素人の人は分りませんよね。
下糸を巻いているボビンの大きさと言ったら分りやすですか。
家庭用ミシンなんかは小釜でしょうか?
ボビンにも大きいのと小さいのがあって、大きいものを縫うのには大きいボビンのほうが下糸の交換が少なくて作業効率があがります。
しかし、手袋には小釜のほうが糸調子が良くて、小釜のミシンを多用しています。
現在、日本で大釜ミシンは買えても、小釜ミシンは日本では入手困難なんです〜(涙)
ちょっと話がそれましたが、
とにかく手袋をミシンで作るのは難しいです。
そうなると、残された手段は手縫いしかありません。
手縫いでコツコツと、でも革手袋はなかなか針が通らないと思います。
今、日本製の手縫いの手袋は皆無です。
30年も40年も昔なら、手縫いが出来る職人さんがいたかも分りませんが、手袋暦30年の私は聞いたことがありません。
(ミズカミ手袋さんにHPで手縫いの手袋がありますが、これは量産化はしていないでしょう)
いつかは私も手縫いに挑戦してみよとは思っていますが。。。
革手袋の手縫いの仕方ですが、あれは一度空縫いをしてステッチ穴を開け、そこを手縫いで縫うのですが、結局この方法もミシンが必要となるわけです。
私も一度フリーハンドで縫ってみたことあるのですが、
ステッチの幅は揃わないわステッチが斜めになるわで、まともな手袋が出来る予感もありませんでした。
あと、想像するに、
女性の方々が手芸で作る手袋でしょうか?
これはジャージとかフリースとかの素材を使った手袋かな?
これだと、内縫いの手縫いで作れば素人でもそうこそこの手袋は出来ると思います。
このあたりの、手袋の型紙をリリースしようと計画はしていますが、
どういった形が良いのか難しいところです。
「手袋 型紙」などのキーワードでご訪問いただいた方、
何かご要望などあればコメントください。
宜しくお願いいたします。
お台場スワップミートに出店します。
近くの山々の紅葉も最後の見時かと
で、そろそろ手袋が必要となる季節となってきたわけですが、
ここ最近、ブログのアクセス数も倍増しています。
やはり手袋に関しての検索が殆んどなんですが、(あたりまえか)
その検索の中で2・3番目にランクインしているのが、「手袋 型紙」「手袋 作り方」というキーワード。
だいぶ前にも書いたと思いますが、
手袋の型紙(パターン)と言っても多種多様。
使っている素材、使用用途により全て型紙(パターン)も違います。
同じ用途でも、素材により型紙は違います。
ちなみに、私が創るバイク用でも鹿革と牛革でパターンは違います。
それは、その素材が持っている伸び率とか素材の特性によります。
「手袋 型紙」で訪れた皆さんはどのような手袋を作りたいのでしょうか?
「革手袋 型紙」というキーワードもありますが、
革手袋を自作すると言う事は、かなり難易度が高いです。
まず、素人の方はソーイングマシン(ミシン)では絶対に作れないです。
作れない!というのは少し語弊があるかも分かりませんが、
もし、ミシンで革手袋が縫えたとしても、家庭用ミシン工業用ミシンをとわず、まずサイズが出ないでしょう。
手袋は限界までの縫い代で縫っています。これ以上浅く縫えないところで縫います。
だから、手袋専用の改造機でなければまず無理。
押さえを極限まで小さく改造したミシンでなければどこを縫っているのかも分かりません。
そして、革手袋は熟練した人でも、最初から最後まで丸上げする人も少ない世界なのです。
そうそう、話は変わりますが、
今、私が使っているソーイングマシン(ミシン)。
MITSUBISIの中厚物上下送り(小釜)と言うやつですが、
もう日本での入手はかなり難しいそうです。
三菱など日本メーカーのミシンも今は中国で作られていて、それを輸入するにはかなりの数が必要のようです。
小釜・大釜と言っても素人の人は分りませんよね。
下糸を巻いているボビンの大きさと言ったら分りやすですか。
家庭用ミシンなんかは小釜でしょうか?
ボビンにも大きいのと小さいのがあって、大きいものを縫うのには大きいボビンのほうが下糸の交換が少なくて作業効率があがります。
しかし、手袋には小釜のほうが糸調子が良くて、小釜のミシンを多用しています。
現在、日本で大釜ミシンは買えても、小釜ミシンは日本では入手困難なんです〜(涙)
ちょっと話がそれましたが、
とにかく手袋をミシンで作るのは難しいです。
そうなると、残された手段は手縫いしかありません。
手縫いでコツコツと、でも革手袋はなかなか針が通らないと思います。
今、日本製の手縫いの手袋は皆無です。
30年も40年も昔なら、手縫いが出来る職人さんがいたかも分りませんが、手袋暦30年の私は聞いたことがありません。
(ミズカミ手袋さんにHPで手縫いの手袋がありますが、これは量産化はしていないでしょう)
いつかは私も手縫いに挑戦してみよとは思っていますが。。。
革手袋の手縫いの仕方ですが、あれは一度空縫いをしてステッチ穴を開け、そこを手縫いで縫うのですが、結局この方法もミシンが必要となるわけです。
私も一度フリーハンドで縫ってみたことあるのですが、
ステッチの幅は揃わないわステッチが斜めになるわで、まともな手袋が出来る予感もありませんでした。
あと、想像するに、
女性の方々が手芸で作る手袋でしょうか?
これはジャージとかフリースとかの素材を使った手袋かな?
これだと、内縫いの手縫いで作れば素人でもそうこそこの手袋は出来ると思います。
このあたりの、手袋の型紙をリリースしようと計画はしていますが、
どういった形が良いのか難しいところです。
「手袋 型紙」などのキーワードでご訪問いただいた方、
何かご要望などあればコメントください。
宜しくお願いいたします。
お台場スワップミートに出店します。