手袋職人ブログ

2005年10月

母親の命日となった10日に、VIBES主催のハーレーバイカーの全国集会

第13回 バイブズミーティングへ行って来た。

昨年、オークションを通じて知り合った倉敷のバイカーT氏が、
主催者のハーレーダビッドソンライフマガジン「VIBES」発行人の 只野 利浩さんを紹介して頂く、私としては是非とも行っておきたい大事なお誘いであった。

前日の母親の病状からして微妙だなと思っていたが、気持ちが通じたのか私をミーティングに行かせてくれた。
ミーティングでは只野さんと会うこともでき、私のディアスキングローブを取り上げて頂けそうな話になった事は、母親に感謝しなくてはならないだろう。

バイブズミーティング

十月十日 午後八時四十五分
一人の職人が永遠の地へ旅立って逝った。

病気発覚からちょうど1年

「骨髄異型性症候群」

聞きなれない病名に本人家族ともに戸惑いの1年であった。
特に彼女の心中を察すると計り知れないほどの辛い日々であっただろう。

約40年前
彼女は生きていくために、手袋縫製という道を選んだ。
丁度その時は、輸出景気に業界が沸いてた頃で一般サラリーマンの何倍もの収入があったそうだ。

それから手袋一筋に約40年
仕事仕事の一生で終わった人生であったように私は思う。
病床でも私の仕事を最後まで気遣っていた彼女であった。

もう、ミシン向かう彼女の姿を見ることは出来ないが
その意思は私がしっかりと受け継いで行こうと思う。

おかん
今までご苦労様でした。

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というような事情で、ブログの更新もままなりませんでした。
また、オークション等のネット関連の商品も自粛していました。
この期間、ご迷惑をおかけしたことお詫び申し上げます。
この後
新しい気持ちで一から構築していきますので、相も変らぬお引き立てよろしくお願いいたします。